スペイシーとスタンドアップタクト

あごひげあざらし

2011年06月08日 00:07

結局、安値につられてスペイシー125ゲットしてしまいました。
2001年式のJF04というモデルだそうです(2000年式かもしれませんが)。わずか2年弱の間しか生産されなかった「メタルブラウンメタリック」という、ある意味レア(不人気ともいう)ボディカラーですね。

排ガス規制後で、コンビブレーキが搭載される前までの期間に販売されたモデルです。それがこれ。

まあね、エキパイが錆びているのは年式相応といえるでしょう。転倒痕も右側に軽く付いてますが、走行にはまったく支障がありませんからOKです。走行距離は11000kmくらいと走ってませんね。

で、駐輪スペースでオブジェと化していたスタンドアップタクト。今年に入ってからは、フットボードが近所の猫のお気に入りスペースとなってまして、どかすのは忍びなかったんですが(ウソ)。
以前の職場の先輩が欲しい、というので、差し上げることに。

この人、本業は管理人と同業ですが、クルマいじり・バイクいじりに関してはとんでもないスキルをお持ちでして。
日々のメンテナンスはもちろん、不動車を格安で引っ張ってきて動かしてしまうという。。。。。。
現在の愛車、ZZR1100もエンジン不動の格安車をレストア。パーツを注文しに行ったらバイク屋と間違えられた(つなぎ着て軽トラで行けばそう思うか)そうで。
パーツ屋いわく、
「素人はそんなパーツ、注文しない!」
だって。

それはさておき、本日の朝一で引き取りに。引き取られる前の2ショットがこれ。

引き渡した後、スペイシーのオイル交換を。実は持ってきた日にチェックしたらかなり汚かったので。

ドレーンを開けてオイルを抜くのはまぁ普通ですが、ちょっと意外に感じたのはスペイシーのオイルフィルター。
というか、オイルフィルターは存在しませんでした。あるのは「ストレーナー」。ネットが付いてるだけなんですね。大きめのゴミは漉せるでしょうが、細かなスラッジは素通しですね。とてもシンプル(?)な作りです。

画像左。真ん中に見えるネットがストレーナーです。その左横にあるボルトがドレーンなんですが、取り付けの際に撮った画像なので、もう締めてあります。
このネットを画像右のスプリングで押えてキャップボルトで締めこむんですね。
こんな構造、初めてでした。

もしかして、オイルが汚れやすいのはこの構造に起因するのかもしれません。3000km毎に交換が推奨されてますが、もう少し早いサイクルで交換したほうが無難かもしれませんね。

使用したオイルは、画像を撮り忘れましたが、モービル1Fuel Economy 5W-30の1L缶。化学合成油です。純正指定はホンダG1 10W-30ですから、少し柔らかめのオイルになります。この辺の選択は自己責任ですが、それほど気温の下がる地域じゃないし、冬はあまり乗る機会もなさそうです。なので燃費重視かな。

以前、車のオイル交換に使用した残りが1L弱あったので、一応フラッシングしてみました。トヨタ純正の10W-30(鉱物油)を約0.7L入れて、回転を抑えて近所を一回り、約10分。
即、オイルを抜くと、さっきまで透明だったオイルがかなり黒っぽくなってます。

スペイシーのオイルタンクは0.9Lとなってますので、オイルジョッキに0.9L入れてちょっとずつ、ちょっとずつ(位置的に手持ちのオイルジョッキじゃ入れにくいし。クルマ用の4Lジョッキですから)。
目分量で0.7Lくらいまで入れたら、オイルゲージを差し込み、量をチェックしながら入れてきます。

結局、0.9L弱、0.85Lくらいでオイルゲージでは満タンに。
一回りしてくると、エンジンの回転が幾分スムーズに、エンジン音は確実に静かになりましたね。アイドリングは弱に少し上がったかも。低粘度だから?
決して早いバイクじゃないけど、十分クルマをリードできるし、国道を走っても不安がありません。50ccとは違い、常にフルスロットルじゃないので精神的にも落ち着きますね。125cc、あなどれません。近所の足に、ちょっとした遠出にも使えますね。高速には入れませんが。

しばらくはこいつとお付き合いです。


で、スタンドアップタクト。朝(9時ころ)引き渡し、先輩宅までクルマで約1時間。で、夕方には名変完了して買い物に使ったそうですワ。
火花OK、ガソリン経路OK、キャブOK、原因はシリンダー内に大量に飲み込まれたエンジンオイルだったようです。
エンジンメチャクチャ調子良いって。。。。。。。確かに動かなくなる前までは、アイドリングも安定してたし、吹け上がりも良かったですからね。元通りになった、ってことか。

あんまりあっさり直されると、直せなかった自分は凹みますね。。。。。。
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