ついついいじりたくなるこの性格は何とかしないといけないのかもしれません。
スペイシー125を検索すると、幸い(?)なことに改造用パーツはほとんど存在しません。基本、オッサンバイクだからか、そういったニーズが少ないのかもしれませんね。なので、いじりたい虫も騒ぎようがないんですが。
そんな中で、スペイシー125の弱点としてジェネレーターのパンクがいくつか出てました。特に対策前の(管理人のやつ)モデルで顕著。
現在は対策部品としてフィンの付いたジェネレーターになってますが、確認したところ管理人のスペイシーのジェネレーターは対策前のツルッとしたタイプでした。
後期型のスペイシー125では、フロントカウルにエアインテークも付いているし、ジェネレーターも改良型。前期型の弱点は対策されてますけどね。
そのジェネレーターに関しては、基本的に設計ミスなのかもしれませんが、さらにスペイシーにも設計ミスらしきものがありますね。それはジェネレーターの取り付け位置です。
なんと、ヘッドライトユニットの裏側に付いてます。
ハロゲンの55/60Wという比較的光量の大きなバルブを採用しているスペイシー。その分発熱量も大きくなります。カウルに埋め込まれたことで放熱性も良くなさそう。熱がこもりやすいカウルの、さらにライトの熱をまともに受けちゃうライトユニットの裏側じゃ、熱に弱いジェネレーターにとって最悪の場所かも。
中華製のコピーバイクですら、ジェネレーターはライトユニットの前方に設置されてますから、コピーする際にネガを洗い出したのかも(もしかしたら、ただの偶然かもしれませんが)。
と前置きしたところで、ちょっといじってみました。
え~、今回もやっつけ仕事です。キレイさは追求してません。使用した部品も手元にあったあまり物です。
まずフロントカウルのライトより前に、4mmのドリルで穴を開けちゃいます。5つの穴を開けました。
その穴の裏側にステンレスメッシュ(100均一のザルをばらして取り出したものの残り)をホットボンドで接着。これでゴミの侵入は防げるでしょう。
そして、カウルの表には、アライのヘルメット用のエアダクトをこれまたホットボンドで接着。本来はエア排出用のダクトですが、逆向きにすればインテークになるわけで。雨水も入りにくいでしょうしね。
流入効率は悪そうだけど。
こうすることでフロントカウル内へ空気の導入が可能になり、ジェネレーターの熱対策にもなるかと。ツルンとしたスタイルも良かったけど、このインテークが少しはアクセントになって速そうに見えないこともない、かな。もちろん、速くはありませんけどね。
本来、常時点灯のスペイシーのライト。カウル内の熱はかなり溜まると思われます。後期型で施したエアインテークもそういった事情からでしょう。
今回インテークを取り付けましたが、本来は排出用のダクトも追加しないと効果が薄いと思われます。それは今後の課題ってことで!