キャンプグッズのエトセトラ

昨年８月末に購入したヴォクシーのタイヤ、韓国製ミニバンタイヤ　ハンコックＲＶオプティモ（ＲＡ１４）。
初めて韓国製のタイヤを購入したわけですが、最初はかなりドキドキでした。
一応、万が一ダメそうだった場合は他のタイヤに履き替えてもいいや！くらいの気持ちで装着しました。

で、トータルで約３５００ｋｍ走行したので、中間のインプレッションみたいなものを。現在の前輪の減り具合はこんな感じです。

新品当時の画像がこちら。

減り方としては特に早くもないですね。今のところ、溝もしっかり残ってますし、新品時に一番外側にあった浅い溝のような、模様のようなものもうっすらと確認できるくらいです。
磨り減り方は、ミニバン特有の外べりも今のところ確認できませんね。均等に減っているように見えます。

韓国などのアジアンタイヤは減りが早い、という話を聞いていましたが、このＲＶオプティモに関してはそうでもないようです。国産タイヤとあまり変わりませんね。
ミニバン専用というだけあって、外側のブロックのゴムを硬く、強くして対処しているみたいです。さすが専用？

で、実際に走行してみて感じたのは、十分静かなタイヤだということ。当初はブロックがでかいのでうるさいタイヤなのかな、と思っていたんですが、高速道路を走っても純正装着だったトーヨーのＪ３１はもちろん、コンチネンタルエココンタクトより格段に静かなタイヤです。ブリジストンのＢ３９０に比べても静かですね。
乗り心地も特に悪くはないです。特に良くもないんですが。。。。。。。これはヴォクシーの足回りがヘタリはじめたことも関係あるでしょう。

高速走行時のパターンノイズも少なく、運転していて気持ち的に楽です。もちろん、最近飛ばさなくなったことも関係するかもしれません。（ガソリン高騰のときにエコランを心がけてたら、いつの間にかそのペースが身についてしまいました）。

街中でも気になるノイズはありません。国産タイヤの中でも、静かさを重視したタイヤにはもちろん及ばないでしょうが、少なくともリプレイスタイヤとしては、十分満足できるレベルですね。純正装着タイヤはタイヤメーカーの営業さん曰く、「価格が最優先」という話なので、比べるべくもないです。

排水性に関しては、まだまだ十分溝がある状態なので悪いわけがありません。深くて太い排水パターンですからこれは思った通りでした。集中豪雨に近い雨の中でも安心感がありました。高速道路で１２０ｋｍ／ｈ程度では滑りそうな気配はまったくなかったです。

ということで、十分コストパフォーマンスの高いタイヤだと思います。
ただ、アジアンタイヤ通の友人曰く、ハンコックはアジアンタイヤの中では上級メーカーだからだ、とのこと。
他のアジアンタイヤの中にはヤバイのも混じってるらしいです。価格的にも、国産タイヤの１～２割安程度の価格で売られてるハンコック、半値以下で売られてるメーカーよりは安心なようですね。

もちろん、そんな半値以下のメーカーのタイヤであっても、あくまでも「普通」に走れば良いのなら、ほとんど問題ないそうです。街乗り中心で、多くを望まなければ格安タイヤでもそこそこいけちゃうようです。そんな中でも当たり外れのあるメーカーもあるそうですが。

ただ、満足感の高いハンコックですが、ちょっと気をつけたほうがいいところもありました。
タイヤの空気圧です。やっぱり、標準指定の空気圧ではうまくないです。タイヤの潰れ方が大きく、結果設置面が広くなりすぎて、ハンドルは重くなる、ステアリングの応答性が悪くなる、燃費も悪くなる、レーンチェンジでグニャリとした感触がある、などなど。

標準空気圧の２．３ｋｇより１割増しの２．５ｋｇ程度にしておくと具合がいいですね。
２．５ならステアリングの応答性もしっかりしてふらつきません。ハンドルも普通に切れます。燃費も購入後の最高燃費を記録し続けてますね。ちなみに、タイヤ交換前は街乗りで７ｋｍ／ｌくらいでしたが、今は８ｋｍ／ｌ前後です。高速燃費は最高１０ｋｍ／ｌだったのが、１２ｋｍ／ｌを一度だけ、記録しました。走行状況は毎回違うので一概に言えませんが、平均して１ｋｍくらい向上してますね。

多分、タイヤのケース剛性が少し落ちるのかな。この辺は時々言われてますしね。アジアンタイヤは剛性がイマイチ、なんて。
その辺のことを納得済みで購入するなら、アリじゃないでしょうか、ハンコック。

とはいえ、管理人の記事を丸呑みして買ったら不満がある！といわれても困りますが。ノイズや乗り心地などは感覚の部分も大きいので。
でも普通で良いのなら、アリだと思うけどなぁ。。。。。。ハンコック。。。。。。。

安売りで有名なオートウェイでも最近はハンコックを扱ってません。もっと安いメーカーが中心ですね。もはや、ハンコックは格安タイヤじゃないのかな。。。。。。