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2011年07月03日

思い出のバイク色々

こんな回顧録みたいな記事を書くと「死んじゃうの?」的な反応があるんですが、多分当分死なないと思います、私。なんとなく思いつきで書きますので。

バイクの免許というか、原付の免許を取ったのは高校1年の夏休み。
4月生まれの管理人、比較的早く免許が取れたわけですが、当時は「3ナイ運動」のまっ最中。もちろん免許取得は高校じゃ認めてません。認めてませんが、県外の高校に通ってたのでばれることなく原付取得。

で、初めて手に入れたバイクは、水冷2ストローク単気筒のオフローダーでした。
思い出のバイク色々
ヤマハDT50です。
当時はすでに60km/h規制で、50ccは60km/hでリミッターがかかってましたが、管理人が手に入れたDT50は規制前といわれる中古。先輩からボロボロのやつを確か、3万円で売ってもらったと思います。格安でしたが、エンジンは元気。80km/hスケールのメーターを振り切るほど。

これを地元の河原に持ち込んでモトクロスごっこもしてましたね。当時、その河原には無許可で作られたモトクロスコースがあって、スーパークロス風の3連ジャンプやテーブルトップなども。
そこを50ccで走るわけです。もちろん、未熟な管理人はジャンプなんかできません。なめるようにテーブルトップを走ってましたねぇ。

少し走りこむうちにジャンプのような真似事はできるようになりましたが、所詮そこまででした。

で、周りはジョグやチャンプ、タクトといったスクーター乗りが多かったんですが。
高校2年になり、ちらほらと中型免許を取得する友人が現れ、一緒に走るとどうしてもパワー差を実感。で、高2の冬休みに中型免許を取得。

バイトで稼いだお金を元手に勇んでバイクのメッカ、上野で中古のバイクを購入。
池沢さとしさんの(?)街道レーサーGo!に憧れ、RZ250(本当は350が欲しかったものの、車検があるので妥協して)を探したものの、当時はまともな状態のRZが見つからず。ボロボロのものしか探せなかったのは、今と違い情報量が少なかったからでしょうね。で、購入したのは新幹線カウルにおにぎりテールのバカッ速マシン。思えば、これがとんでもないバイクでしたが。
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ヤマハRZ250Rでした。初期型ですね。型番は29L。ちなみに83年式だったと思われます。見た目はほぼノーマルながら、無印のチャンバー付きで、右側に転倒痕も。でも調子は良かったですね。

その頃の友人たちのバイクは、というとレーサーレプリカ全盛時。RG250γⅡやKR250、GSX-R400にGPZ400R、CBR400Fなど。あ、VT250FやGSX400FWもいたなぁ。その中ではちょっと古めかしいバイクでした。ぼちぼちアルミフレームが定番となりつつありましたが、RZ-Rはスチールの丸でした。TZ250譲りのフレームで剛性は高いと思い込んでましたね。実はそれほどでもなかったけど。

でも、直線では(これ重要)他のバイクを寄せ付けない速さを持ってました。峠に行くと腕の差が出ちゃってほぼ同じなんですけど。直線番長的な。。。。。。信号ダッシュでは友人に負けたことは無かったですね。ナナハンクラスのバイクともいい勝負。場合によってはそれ以上のバイクにも勝てましたから。ただ、ツーリングに行ったときは2スト軍団は最後尾を走りますが。多分分かる人は分かると思います。煙たがれるんですね。

あまりに速いので、友人が乗りたがり。たまに貸すともう乗りたがりませんでしたね。怖すぎると。
ブレーキもその当時としても甘い方だったからなおさらかも。エンブレも利かないし。でも管理人はこのRZしか知らなかったので最初からこんなもんか、と思ってました。

RZ-Rのお気に入りポイントは、ちょっと太目で腰高な乗り味、2ストとしては野太い振動、吹けきった時には振動を感じなくなるシンクロ感、低速からモリモリ湧き出すトルク感(これはワケあり)、そしてキーをオンにしたときに聞こえるYPVSのピーピー音(セルフクリーニング音、いらっしゃいませ~的な)ですね。それとデザイン的には不評だった新幹線カウルは意外とプロテクション効果が大きく、高速巡航で楽ちんでした。

1年ほど乗って距離もオドメーターも2万キロとなったので、オーバーホールのため地元のバイク屋に預けた時に衝撃の事実が発覚。
管理人のRZ、エンジンのピストンとキャブレターはRZ350Rのものでした。。。。。。エンジンの型番は250Rのままでしたので、350Rのピストンとキャブを移植したものかと。もっと早く気が付けって話です。

どうりでトルクが太くて速いわけで。もう一つおまけに、燃費は1L/8km程度と最悪でしたし。高校生の懐には厳しいバイクでした。

で、大学入学後の20歳のとき。貧乏学生には燃料費が掛かりすぎたのと、タンクの底左側に穴が開いてしまい(これ持病だったかも)、大学の同期に5万円で売却。エンジンが350ということはきちんと伝えました。1年経たないくらいで事故で廃車になっちゃいましたね。雨の日に滑った、と。だから雨の日はアクセル開けちゃダメ!ッて言ったのに。

で、新たに手に入れたのが’88RZ250Rでした。
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カラーはブラック/シルバーのやつです。最後の前後18インチですね。思えば、唯一新車で購入したバイクです。

このバイクの一番の思い出は、購入したバイク屋まで歩いて40分掛けて納車に行ったときのこと。
バイク屋から出ようとしたときにまさかのエンスト!!

低速トルク、薄っ!
そりゃ350Rエンジンから乗り換えですから当たり前といえば当たり前だけど、100ccの違いでこんなにもトルクが薄くなるの?!という印象でしたね。ある意味、出会いは最悪?

でも結局一番長く乗り続けたバイクでもありました。同時に他のバイクを所有したこともあったけど結局手元に残したのはこいつでしたからね。そして一番距離を乗ったのもこのRZ250Rだったし。
大学時代、長距離ツーリングにはまり、北は北海道から南は四国・中国地方まで。なぜか九州には上陸の機会が無かったけど、本州は端から端まで付き合ってもらいましたから。

9年間でオーバーホールしながらほぼノーマル状態を保って約9万キロ。フレームなどもやれちゃったけど、大きな転倒も無く乗り続けました。
低速トルクの薄さも慣れてしまえばそんなもんだ、と思えたし、5500回転くらいを境に一気に吹け上がる2ストらしいエンジンは最高でしたね。

先代のRZ-Rに比べると振動の幅は細かい感じでしたが、振動自体は少なめ。これはマウントの関係が大きかったみたい。フレームは基本共通でしたからね。
タンクが20Lから17Lと小さくなったことで腰高な感じが消えて非常に乗りやすかったです。ツーリングでも手首以外は負担が少なくて長距離も苦にならなかったなぁ。ステップが極端に下がってなかったからでしょうね。その割にハンドルが低かったのは当時のヤマハ共通のポジションかな。なので、休憩の理由はいつも、手首が痛いから。。。。。。

そして28歳のとき。30歳を目前に何を思ったかいきなり限定解除を目論見ます。
当時はまだ教習所では大型が取れない時代。幕張の試験場で試験を受けたんですよね。当時、試験車両はヤマハのFZX750とVF750F。事前審査でCB750Fを起こして押して歩いてスタンド掛けて。
長く通う覚悟で行ったんですが、まぐれ(?)で3回目で合格!1回目なんて、コースを間違えてパニックになり、逆走した瞬間にアウトでしたからね。走行時間は2分くらいだったかも。
2回目で一応完走、で3回目で合格に。ちなみに試験車両は全てVF750Fで、乗りにくいと不評だったFZXには当たらずじまいでしたね。まぁ、これが次のバイクの複線になるんですが。

限定解除してもRZに乗り続けるつもりだったのに、試験車両のFZXのエンジンを味わいたい欲求が増してきます。前傾45度5バルブDOHC。
高校生のときに鈴鹿8時間耐久を見に行った記憶が蘇ります。ラスト30分、最終コーナーからスローダウンするヤマハワークスのYZF750平忠彦選手。テック21カラーのマシンが管理人の目の前でストップ。あのマシンと同じ(ではないけど)5バルブ4気筒。
たまたま用事で出かけた千葉港で道に迷い、これまたたまたま通りかかったバイク屋の店頭に置かれたマシン。
ホワイトにブルーのストロボライン、2つ目ヘッドライト、FAIエアインテーク、デルタボックスアルミフレーム、そしてカウルで見えないけど5バルブエンジン。

この時、「あ~、出会っちゃった」となぜか思ったわけで。その場でバイクを止めて手付金1万円を払い購入を決めました。RZの下取りは二束三文、貯金も無いので24回のローンを組んで手にしたのが、
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上の画像とまったく同じ、シングルシートカバー付きのやつでした。購入時ですでに登録後10年を経た車両ながら、走行距離わずか2000kmちょっと。メチャクチャきれいながらも当時不人気で40万円くらいで買ったと思います。ただね、’88RZ-Rから’87FZRって。。。。。。さらに古くなってるし。

レーサーレプリカといわれる世代の車両ながら、よりレーシーになるモデルの前の世代ということでポジション的には楽でした。手首以外はね。175cmの管理人、手は長い方なので窮屈ではなかったけどやはり低い。その割にステップは高すぎず、長距離も楽々。大きめのスクリーンは伏せなくても風圧をあまり感じませんし。レプリカというより高速ツアラーといえる性格でしたね。
購入当初、3ヶ月の間に3回スピード違反で捕まりまして。ねずみ捕りに白バイ、覆面パトカーと。。。。。あまりにもスピード感がないものでついつい、ね。それだけカウルの恩恵が大きく、さらに2ストに比べるとあまりにも静かでスムーズなエンジン特性。そして高回転になると心地良いエキゾースト。そりゃ~出ちゃうよなぁ。赤紙こそ何とか回避したものの、早々と累積で免停1ヶ月となりました。

購入時のタイヤは新車装着物で10年物。バリ溝ながら硬化がひどくひび割れも。納車後すぐにタイヤ交換のために沼南町のライコランドへ行くと、リアの18インチタイヤ(160/70-18だったかな)は種類が少なく、ダンロップとミシュランくらいしか選べない。で、ミシュランをおごってみました。2回目・3回目のタイヤ交換のときはミシュランも在庫が無く、ダンロップしかなかったけど。フロントは17インチで色々ありましたけどね。

パワーはさすがに750cc、と思ったのは最初の数ヶ月だけ。慣れとは恐ろしいもので、そのうちパワー不足を感じるように。

で、このバイク。輸出仕様が存在し、そちらは100馬力で国内仕様は77馬力。違いはエアクリーナーとキャブのメインジェットなどだけ。パワーへの欲望を簡単に満たせます。また足回りの調整機能も豊富でキャブセッティングもやりやすい、と。

で、定番のエアクリーナーのふた撤去、ジェット類を輸出用に変更、さらにK&Nエアフィルターとカーカーのレンコンマフラー装着、マイクロロン処理、ロックハートのブルースクリーン、オイルクーラー(メーカー忘れた)、プラグコード、グッドリッジブレーキホース、ニッシンブレーキマスター、ブレーキパッド、TRX850用ミラー、リアサスにオーリンズと止まらない。。。。。。FZR1000のエンジンを購入する寸前まで行ったものの、これは断念。満足できる程度の物が見つからなかったので。所有した中で一番いじったバイクです。

おかげで非常にパワフルで乗りやすいバイクになった、と自己満足してました。実際は750にしては低速トルクがスカスカで、速いような気がするバイクだったかも。

当時最速マシンのひとつだったZZR1100に何とか付いていこうとして挫折したり(メーターはメモリの無いところを指してましたが)、渋滞した道で原付スクーターにあおられたり、FZR400と間違えられたりと情けない思い出もありますが、ロングツーリングから峠を気持ちよく流すには最高でしたね。本気で峠を攻めるには管理人にはオーバースペックでしたけど。足回り・フレームはFZR1000と同じなので剛性が高く、限界は見えませんでした。乗る人が乗ればもっと速かったはず。

ある程度満足いく形になった頃、結婚の話が進みだし。奥さん曰く、「バイクを降りるなら結婚しても良い」と。結婚を考え始めた頃、管理人の友人がバイク事故で亡くなったのが大きく影響したようでしたね。

ということで、FZRとの別れがきたのが33歳のときでした。わずか4年ほどの付き合いだったけど非常に思い入れのあるバイクだっただけに中古屋には売りたくなくて、知り合いの知り合いへ個人売買。
価格はオーリンズのリアサスを入れたばかりだったんで、サス代だけで手を打ちました。

その後、2輪は自転車だけだったはずが、ただでもらったスタンドアップタクト(これも89年くらいのバイクだ!)から、火がつき始めてます。
そんなわけで、現在は’00スペイシー125を所有と。正直なところ、物足りなさはひしひしと感じてますが、バイク(自動二輪)には乗らない!宣言をしてから約10年。まだあれは有効なようで。
なので今のスペイシーは自転車(原動機付き自転車2種)と言い張る今日この頃なワケです。

思い出は薄いけど、ホンダのMT50やVT250F(初期型)、XLR250もほんの一時期所有してました。でもなぜか、ヤマハが好きな管理人です。
ヤマハのバイクのどこが好きか、といわれると困るんですが、デザイン、かなぁ。品質はイマイチだったりしますけど。RZもCDIだとかシフトリンケージのシールだとか弱かったし。FZRは水温センサーがお亡くなりになり、ファンが回らずオーバーヒートなんて経験もあります。ギア抜けもあったし。でも好きなんですよね。

はて、このまま250ccにステップアップする日は来るのでしょうか?

長々とありがとうございました。

タグ :バイク

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Posted by あごひげあざらし at 13:33│Comments(0)バイク
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