キャンプグッズのエトセトラ

先日このブログで購入した、と書いたＳＯＴＯのスモークバッグ、昨夜使用してみたので、その感想などを。

SOTOスモークバッグ　ＳＴ－１０５４


作るつもりでいたのは、「スモークチキン」。鳥の胸肉３枚を使用して、スモークしてみよう、と夕方急に思いつき、急いで地元の鶏肉専門店へ。このお店、自分のお店で鶏舎も経営、自分で育てた鶏肉と卵のみを販売してます。品質・味はバッチリ、でもお値段高め。。。。。。物価高騰の折、鶏肉も卵も値上がりしてましたが、ここは奮発して（というほどでもないけど）、むね肉３枚で１５００円ちょっとを支払い自宅へ。

まずは下ごしらえ。用意したのは、

こちらのハーブ類。それと塩、さらに何となく目に入った「黒ゴマ」。体に良さそうでしょ？オレガノ・パセリ・バジルを１としたら、塩・黒こしょうを２、ゴマは少々。でも量はかなりアバウトです。これを全てボールに入れて

これを鶏肉全体にしっかり擦りこみます。

まな板を使用するとあとで洗うのが面倒なので、牛乳パックを開いたヤツの上でしっかり擦りこみます。味を素早くしみ込ませたいので、フォークでブツブツ刺してから。ハーブを擦りこんだ肉は冷蔵庫で１０分ほど味をなじませます。

これをスモークバッグに入れるんですが、肝心の入れた時の画像がなくなっちゃいました。。。。。。スモークバッグにむね肉３枚はギリギリの容量でした。説明書には２／３程度の食材を、と書いてありましたが、４／５くらい？ホント、ギリギリです。
で、今回は説明書にある通り、フライパン+ガスレンジで。フライパンにはフタをしておきます。

で、待つこと２０分。説明書通りの時間で火を止めて、５分ほど蒸らします。そうすると、

ハイ、「蒸し鶏」出来上がり～！って、アレ？！スモークチキンのはずが。。。。。さしずめ、「ハーブ蒸し鶏　スモーク風」。。。。。とりあえず、盛り付けてみました。

やっぱり蒸し鶏にしか見えませんねぇ。。。。。。

よくよく考えてみれば、これって当然の結果？
何しろ、スモークバッグはアルミシートに密封される形。中の水分は逃げません。
乾燥させた食材なら良いのでしょうが、生のむね肉じゃ水分がタップリでます。当然蒸し焼きに。
さらに、スモークチップの入っている空間は食材の下、食材の水分が流れ込んで十分な煙は出るわけない。若干スモークチップの香りはしてますが、燻製じゃぁないなぁ。。。。。

説明書では、油の多いソーセージなどは耐熱皿に、となってますが、むね肉みたいに水分の出る食材の場合も、耐熱皿などに置いて水分が下に落ちないようにしないといけないようです。そうじゃないとスモークできません。チップが濡れてしまい、十分に煙が出せません。
そして、煙が十分に出ても、スモーカーで作る本格燻製のようなパリッとした食感は無理？蒸し焼きですから。

ただ、煙がもれないというのはその通り。自宅のキッチンや庭で使用する場合は、もれる煙が少ないので良い感じです。食材を吟味すれば、スモーカー並のものができるかも。
風干ししたマス類やチーズ、ゆで卵など、油・水分の出ないものを選ぶといいみたいです。まさしく入門用？

ちなみに、今回の「ハーブ蒸し鶏　スモーク風」は家族にはおおむね好評。燻製はよく食べてるうちの家族、決して燻製ではない、と言いながらも美味しかったといってくれました。個人的にも蒸し鶏だと思えば、かなり美味しかったです。若干スモークの風味がして、それも良いアクセントです。水分が出てしまった関係で、少し薄味にはなってしまいましたが、良い肉を奮発したせいか、バッグに残った肉汁に少し塩・こしょう・オリーブオイルを混ぜて、ソースとしてかけたらさらに美味！

スモークバッグ、蒸し焼きにもどうぞ！（半ばヤケクソ！）

SOTOスモークバッグ【お買い得３枚セット】


でも次も買っちゃいそうだな、これ。ホント簡単お手軽ですからね。。。。。。