キャンプグッズのエトセトラ

離煙パイプを使ってみたのが今から４年と８ヶ月前でした。離煙パイプで検索されてこのブログにたどり着く方が時々いらっしゃるようですが、ごめんなさい、離煙パイプでは禁煙できませんでした。結局その後もズルズルと喫煙生活を続けた管理人です。

で、じゃあ今も吸っているのか？といわれると、もう吸ってません。多分禁煙に成功した、と言っていいと思います。昨年の１１月から禁煙し始めて約８ヶ月、その間に１本だけもらいタバコをしましたが、それ以外は吸ってませんからね。最近では隣でタバコを吸われても全く吸いたいとは思わなくなってます。以前はやはり吸いたい気持ちがあったんですけど。

どうやって禁煙したのか、というと、禁煙外来に通いました。自力では無理そうだったので。。。。。。。

チャンピックスという薬を飲みながら禁煙する治療（システム？）ですね。このチャンピックスが出る前はニコチンパッチやニコチンガムを使用したそうですが、ニコチンは摂取し続けることになるので、喫煙習慣がなくなってもニコチン依存が残ることもあるそうです。
チャンピックスはタバコを吸いたいと思う気持ちを抑制する効果があるそうです。詳しいことはよくわかりませんが、脳がニコチンと勘違いするような物質のようですね。脳みそが騙されてる、みたいな。そのため、ニコチンを摂取しないのでニコチン依存症も薄れていくようです。
ちょっと副作用もある薬なので、副作用が強く出る場合はニコチンパッチやニコチンガムを使用するらしいです。

実際に飲んでみてどうだったかというと、タバコを吸いたい気持ちはあるんです。特に起床してすぐとか、食後とか。でも、吸っちゃダメだぞ、と思うようにすれば吸いたい欲求は薄れますね。あとは意志の力で押さえ込みます。
１ヶ月経過すると吸いたいと思う機会も少なくなり、２ヶ月目に入る段階で薬の量を少なくしてもらい、３ヶ月目に入る時には薬の処方をやめてもらいました。本来は３ヶ月間、薬を処方される禁煙プログラムですが、本人が飲まないといえば薬の量は減らしてもらえるんですね。

最終的に手元には飲まずに終わったチャンピックスが１週間分ほど残ってしまいました。

この禁煙外来のプログラム、やはり人によって効果の出方が違うようですが、管理人にはかなり効果的でした。こんなに簡単に禁煙できるの！？という驚きがありましたからね。禁断症状のようなものは禁煙初期にあっただけで、２ヶ月目にはほとんどなくなりました。
約３０年間の喫煙期間が約３ヶ月の禁煙外来で終了するとは思いもしませんでしたね。禁煙外来も半信半疑で通い始めましたから。
ちなみに禁煙前は１日に１箱半から２箱、本数にすれば３０～４０本も吸ってました。タバコはタール６mg、ニコチン０．５mgのウエスト・ブルーです。決して軽いタバコじゃないですよね。そのタバコに変える３年ほど前まではＪＰＳというタール１１mg、ニコチン０．８mgのタバコを２０～３０本、一日に消費してました。ＪＰＳは２０年近く吸ってましたよ。大学生の時にはもうＪＰＳを吸ってましたからね。かなりニコチン依存度は高い方だったんじゃないでしょうか。
そういえば、離煙パイプを使用した頃はＪＰＳでしたね。


散々吸ってきたので、今更タバコが良いとか悪いとか言うつもりはありません。あくまで嗜好品なのでお好みで。
ただ、タバコを吸わなくなってから、喫煙所を探す必要がなくなったのがありがたいです。出かける度に喫煙所探しはつきものでしたからね。携帯灰皿を持っていても喫煙出来る場所は限られますし。探さなくていい、となると精神的に楽になりますね。持ち物も一つ少なくなりました。

逆に吸わなくなったことで、デメリットらしきものといえば、ライターを持ち歩かなくなったので火が必要なときに困ることかな。滅多にありませんが。

禁煙するなら、禁煙外来なんてテレビコマーシャルがありましたが、本当に禁煙外来で禁煙できてしまった、というお話でした。