キャンプグッズのエトセトラ

おせっかいかもしれませんが、今日からテーマを決めてご案内をしようと思います。

４人家族（父・母・小学生×２）がキャンプデビューするまでにそろえる物！
絶対揃えたほうが良いもの、できればあった方が良いもの、あると楽しくなるもの、など、ストーリー形式でご案内していきます。
かなり実話の部分が多いんですけど、ウチは３人家族、さらに子供のキャンプデビューは２歳でした。その辺は少しフィクションを交えて。。。。

父３４歳、根っからのアウトドア好きなれど、「子供が小さい間は。。。。」とアウトドアの虫を押さえ込んでいた。さらに母３２歳は、「虫」が苦手だ。アウトドアなどと言うと露骨に嫌な顔するに決まっている。奥さんとしては何も不満は無い、いやいや、ほとんど不満が無い。一緒にいるだけで楽しいし、それまでに出会った女性のなかで一番肩のこらない女性だ。ただ一点、インドア志向、というところが。。。。

そんな４月のある日、かつて外で遊びまわった悪友にＢＢＱに誘われた。
「これはチャンスだ！」父３４歳の頭の中で川口浩探検隊の映像がなぜか浮かんだ。
その理由は友人の家族はアウトドア、といより野営隊状態。きちんと整備されたキャンプ場とは無縁の奴らだ。ほとんど野宿といえるようなアウトドアライフを送っている。かつての自分のように。。。。。
「これを機会に、なし崩し的に引きずり込んでしまえ！」そう考えたのは当然のことだった。

さて、どう切り出そうか？ストレート勝負は危険な香りがする。猛反発を食らうかもしれない。初球が甘く入ったらまずいことになる。最初は一球外すか？それとも変化球でいくか？

「Ｆさんがさぁ、ジムニーの中古車を買ったんだってサ。それでちょっと河原で乗ってみないか、って言うんだけどさ、来月の休みにＦさんちに行かない？子供達も連れて。Ｆさんちにもウチのと同じくらいの子供達がいるから一緒に遊ばせておけるし。」
母３２歳は意外と車好きだ。
「Ｆさんって、水戸でしょ？遊ぶところなんてあるの？」
「うん、那珂川の河原で遊べるらしいよ。あの人、仕切りやだからイベント事もあるって言ってたし。食事なんかも面倒見るってよ。」
「それなら、良いかなぁ。」

ということで、ジムニーというつり球で勝負をつけた。実のところ、Ｆさんがジムニーを買ったのは一年以上も前の話。コテコテの渡河仕様の車だ。あんな車、母３２歳に運転できるわけもなく、父３４歳だってご遠慮こうむりたい。水没するのがおちでしょ。とにかく、外に連れ出すことはできるわけだ。

母３２歳に話をした裏ではＦさんと連絡を取り合い、話はＢＢＱから１泊のキャンプに変更していた。宿泊予定地は水戸から程近い袋田の滝周辺。Ｆさんには申し訳ないが付き合ってもらうことになった。さらにその後、かつての悪友２家族が合流することになり、総勢１７人の部隊が結成された。合流した２家族も筋金入りの野営隊。一人は元陸上自衛隊員だ。

こうして母３２歳の知らない場所で話はどんどん大きくなっていた。。。。。
どうなることやら。