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2007年06月26日

ツーリングテントの形、どっちがい良いかな。。。。

管理人のコンパクトテントはモンベルのムーンライト2というモデル。コンパクトだし独特のA型フレームは慣れてしまえば設営がとっても簡単。だいぶくたびれてるけど、まだ買い替えはしてません(できません、お財布の関係で。。。。)。

で、ツーリング・トレッキング用テントの形状には大きく分けると2つのタイプがありますね。入り口に対して、縦に寝る形と横に寝る形。テントのパネルの小さい方に入り口が付いてるか、大きい方のパネルに入り口が付いているか、ともいえますね。
管理人のモンベルムーンライト2の形は

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モンベル(montbell) ムーンライトテント 2型
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入り口は小さいパネルのほうにあります。入り口に対して縦に寝る形ですね。
この形の多くは奥に行くにしたがって絞られてるものが多いです。頭の方が横幅が広く、足元の方が狭いんですね。何でこんな形になるのか、考えてみると収納性・耐風性を向上させるためじゃないか?と思うんですよ。

足元を狭くするのはテントの容積を小さくするため。人間の横幅は肩が一番広いわけですから上半身により余裕を持たせる、ということでしょう。幅の必要ない足元のフロアを削ることで、生地の量を減らして収納性を高めるということですね。
耐風性という点でも、足元側のすぼまっている方を風下に向けることで足元側のすぼまっている方を風上に向けることで、平面で受ける風の量を減らせます。平面で受ける風の量が減れば、風でテントが吹き飛ばされる可能性も低くなりますからね。

この考え方は山岳テントの考え方からきてるんでしょうね。元々、トレッキングテントから発祥したため、携行性向上のためより軽く小さく、山地での強風・悪天候に耐えるために空気抵抗の少ない形状になったんだと思います。

バックパッカーやトレッキング、サイクリスト、積載量に制限のある小排気量バイクなら収納性・軽さを求めるんでこのタイプが良いんですね。ペグダウンしないと立ち上がらないタイプ、自立式じゃないテントも多いです。これもポールの重さを削れるからです。使い勝手なら自立式の方が良いですからね。居住性を重視するなら、このタイプはちょっとオススメできません。
入り口から縦に寝る、というのも使い勝手では劣ります。シュラフにもぐり込む時もコツが必要だし、よりコンパクトな1人用だと足先からテントに中にもぐり込むような形になります。荷物を奥に入れちゃうと取り出す時に面倒、かといって頭の方に荷物を置くと寝る時にジャマ。。。。高さや幅にもあまり余裕がないから、テントというよりシェルターに近いですね。

で、管理人のムーンライト2。こちらは自立式。ペグダウンなしで立ち上がります。ロングセラーモデルなので、現代のテントに比べると軽い方でもないです。テントの形状は昔懐かしい三角テントに近く、パネルの立ち上がり角度がきついのでフロア面積より狭く感じます。だって地面から50cmくらいの高さだと横幅はフロアの半分くらいになっちゃいますから。2人用で大人2人は無理!大人と小学生でも高学年の小学生じゃきついかな。ただこの近さが親子で行くときには良いんですよ!(子供からは不評ですが)。親子関係でお悩みのお父さん、この近さでスキンシップを図るのも良いかも。

でも通気性が良くて、蒸し暑い夜でも意外と快適。小型テントの弱点、室温上昇を上手く抑えてます。これがあるからムーンライトが捨てられない管理人です。


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ダンロップ(DUNLOP) ツーリングテント・R-224
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横に寝るタイプ、というとこの形。このダンロップRシリーズもロングセラーモデルです。
入り口が横にあることで、テントへの出入りも簡単。荷物の出し入れもしやすいです。比較的前室も広く取れるからインナーの中に入れたくないものも前室に置けます。
自立式のテントが多いこの形、前室を広くするためリッジポールやフロントポールをつけているモデルもあります。居住性・快適性重視の人にはこのタイプですね。
フロアの形は長方形のものが多いです。フロア面積を有効に使えるよう、パネルの立ち上がりは垂直に近く、地面から50cmくらいの高さでも余裕を持てる広さがあります。

居住性重視の物が多いため、軽量とはいえないモデルが多いです。バックパッカーやトレッキング、サイクリストなど自分の耐力で運ばなくちゃいけない時には選びにくいのも確かです。それでも中には軽量・コンパクトな山岳モデル系のテントもあるから一概には言えないですけどね。どちらかというと、若干重め、です。
収納性は様々です。コンパクトにするためにポールの分割を多くして短くしたり、かさばらないようテント生地を薄く軽いものにしたりと各メーカーなりの工夫がありますからね。

風に対してはテントの張り方である程度強くしてます。テントの幅の狭い側から風を受けるようにすればかなりの耐風性を持ってます。ポールの強度などにも左右されますから、悪天候でもテント!という人はジュラルミンやアルミのポールのテントにしましょう。グラスファイバー系のポールは軽くて丈夫ではあるけど限界を超えた瞬間、ピシッ!と折れちゃいますから。アルミのほうがその点では最後の最後まで頑張ってくれます。もっとも、そこまで悪天候ならテントをあきらめるべきですけど。

最後に代表的なツーリングテントをいくつか載せときます。ソロで使用を前提に、機能的で優れているといわれるモデルばかりです。

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小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) アーディンDX‐II
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ダンロップ(DUNLOP) アウトフィッターテントR237
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EUREKA(ヨーレイカ) エキストリーム2EX
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アライテント トレックライズ2 リビングシェルセット
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Coleman(コールマン) コンパクトツーリングテントST+シェラカップ/セット
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Coleman(コールマン) アビアーX2
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THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) Tadpole 23 DL-Convertible
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Posted by あごひげあざらし at 13:19│Comments(4)テント&タープ
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この記事へのコメント
はじめまして。
揚げ足取りのつもりではないんですが、ちょっと気になったもので書かせて頂きます。
本文に「足元のすぼまった方を風下に向けることで風の・・」とありますが、そうすると開口部が風上に向かうことになり、強風下では店と本体が凧のように膨らみ、破損したり、場合によっては吹き飛ばされてしまう恐れもあります。
私は山屋ですが、開口部は風下に・・はテント設営の基本的な事柄だと思います。
差し出がましいことを申しまして失礼致しました。
Posted by ぱんぷきん at 2007年07月17日 12:40
ぱんぷきん
返答が遅くなりまして申し訳ありません。

ご指摘の通り、私の記載ミスです。風下に足側←×
風上に足側←○ですね。早速訂正をさせていただきます。

ご指摘ありがとうございました。
Posted by あごひげあざらし at 2007年07月27日 15:55
様が抜けておりました。
ぱんぷきん様、ありがとうございます。
Posted by あごひげあざらし at 2007年07月27日 15:56
様が抜けておりました。
ぱんぷきん様、ありがとうございます。
Posted by あごひげあざらし at 2007年07月27日 15:58
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